動画を保護する方法については、ご希望のセキュリティレベルに応じて対応方法が異なります。
貴社のご予算と必要性に応じて、どのレベルの保護を行うか最適なオプションをお選びください。
○概要
- レベル0:プロテクト(保護)なし ※デフォルト
- レベル1:プロテクト・ライブ配信オプション ※ビジネスプラン+オプション購入。
- レベル2:暗号化配信オプション ※エンタープライズプラン(最低契約期間:1年間)
- レベル3:DRM配信オプション ※エンタープライズプラン(最低契約期間:1年間)
○詳細
レベル0:プロテクト(保護)なし
プロテクト(保護)なしは、いわゆる一般的なHTTP配信になります。YouTubeなどの動画配信サービスと同じ配信方法なので、視聴者の視聴端末に動画をダウンロードさせながら動画を配信する方法です。
レベル1:プロテクト・ライブ配信オプション
プロテクト・ライブ配信オプションは、いわゆるストリーミング配信になります。視聴者の視聴端末に動画をダウンロードさせずに再生させる方法なので、明確な悪意があるユーザーに狙われるなどのケースがない場合は本オプション対応で十分なレベルとなります。HLSの配信方法が利用可能です。予算感は月額15,400円(税込)になります。
レベル2:暗号化配信オプション
暗号化配信オプションは、お客様専用の暗号化配信サーバーを準備し、サーバー側とプレーヤー側で暗号化キーが一致した場合のみ動画が配信される形式になります。不正な方法で動画のみを取得しても再生ができないので、明確な悪意をもっていても高度な知識と技術がなければ動画の不正ダウンロードおよび不正コピーが難しくなります。著作権にシビアな動画には有効な配信方法となります。
なお、注意点として再生互換性が下がり視聴者環境を限定的にする必要が出てきます。
予算感は月額10万円前後になります。
レベル3:DRM配信オプション
DRMはもっとも高度なプロテクト配信の方法になります。動画自体を暗号化するため、不正ダウンロードおよび不正コピーは極めて難しくなります。非常に高いセキュリティレベルを希望されるコンテンツはDRM方式を採用しており、widevine等のDRMソリューションと連携して動画を保護します。
なお、注意点として再生互換性が下がり視聴者環境を限定的にする必要が出てきます。
予算感としては月額30万円前後になります。
ただし、上記対策を行っても、完璧な保護というのはインターネット動画の性質上不可能(ブラウザ画面のキャプチャー等)でございますので、ご予算等考慮いただきご検討ください。