概要
- 本ツールは字幕のSRTファイルをWebVTTファイルに変換するツールです。
- 日本語に対応しており、複数のSRTファイルを同時にWebVTTファイルに変換いただけます。
- 変換したWebVTTファイルは、ビデオグに字幕として登録が可能です。
- 本ツールはwindows10以上の利用を想定しています。
目次
手順
1. 「FFmpeg」の公式サイトからファイルをダウンロードする。
※公式サイトの更新により、添付の画像と実際の画像が異なる場合がございます。予めご了承ください。
- ダウンロードページのWindowsマークを選択し、Windows builds by BtbNを選択しgithubへ移動する。
- 最新版であるffmpeg-master-latest-win64-gpl.zip をクリックして、PCにダウンロードする。
- ファイルをダウンロードして解凍すると以下のようなフォルダ構造になっており、binフォルダの中にはffmpeg.exeを含め3つのファイルが格納されています。
- ffmpeg.exeが保存されているbinフォルダを任意の名前に変更し、任意の保存場所に移動させてください。
※以下例ではフォルダ名を「ffmpeg」にし、「C:\Software」に保存いたしました。
2. 「FFmpeg」のパスを通す。
パスを通すことでFFmpegをどこからでも実行できるようになります。
- windowsのタスクバーの検索欄に「システム環境変数の編集」と入力し、コントロールパネルの「システム環境変数の編集」をクリックする。
- 「詳細設定」内の「環境変数(N)」をクリックする。
- 「ユーザーの環境変数の変数」内の「Path」を選択肢、「編集」をクリックする。
- 「新規」をクリックして、「FFmpeg」フォルダを指定します。以下例は「Cドライブ直下にあるSoftwareフォルダにあるFFmpegフォルダ」を指定しています。その後、「OK」をクリックし、「システム環境変数の編集」ダイアログを閉じます。
- windowsのタスクバーの検索欄に「コマンドプロンプト」と入力し、「管理者として実行」をクリックする
- コマンドプロンプトで「ffmpeg -version」と入力し、エンターキーをクリックする。バージョン情報が返ってくるか確認する。もしバージョン情報が返ってこない場合は、以下を確認する。
- [4]で設定した環境変数のパスは正しいか。
- [5]で表示したコマンドプロンプトは「管理者として実行」しているか。
3. 字幕変換ツールを利用する
- こちらから字幕変換ツールをダウンロードし、ファイルを解凍します。フォルダにconvert_srt_to_vtt.batとREADME.txtが存在していることを確認してください。
- フォルダの中に変換したいSRTファイルを保存してください。
- 「管理者として実行」したコマンドプロンプトを開きます。
※手順通りであれば[2-6]で開いたままのコマンドプロンプトをそのまま利用いただけます。 - 「srt_to_vtt」フォルダ上で「Shift」キーを押しながら右クリックし、表示された一覧から「パスのコピー」をクリックします。
- コマンドプロンプトで「cd (半角スペース)」の後ろに[3]でコピーしたパスを貼り付けて、エンターキーを押し、「srt_to_vtt」フォルダに移動します。
- コマンドプロンプトに「convert_srt_to_vtt.bat」を入力してエンターキーをクリックします。
補足:[5]で対象フォルダに移動せずに「convert_srt_to_vtt.bat [ソースフォルダ] [ターゲットフォルダ]」で直接batファイルを実行することも可能です。 - [1]のフォルダにvttファイルが作成されていれば変換成功です。
4. ビデオグに字幕を登録する
ビデオグに字幕を登録する手順についてはこちらをご確認ください。
以上となります。
ご利用方法で不明な点がございましたらビデオグサポートまでお問合せください。