無変換アップロード機能ではお手元のMP4ファイルを無劣化で配信が可能です。これによりお客様のお好みの画質、音質で配信いただけます。
○設定方法
○手順
- 「新規作成」をクリックする。
- アップロードする動画を選択する。
- ページ左下にある「無変換」から「無変換で配信を行う」にチェックをいれる。
- 「アップロードを開始」をクリックする。
- 無変換アップロード機能は非サポートの機能ではありますが、参考情報として、オリジナルファイルはアップロード推奨ファイルに近い形式でアップロードすると、再生互換性が高まる場合もございます。
なお、無変換アップロード機能をご利用時は、再生機器によっては以下のような問題が発生することがあります。
◯無変換アップロード利用時に発生する可能性がある問題
- 最初から再生不可
- 再生の頻繁なつっかかり
- 最大で30分以上読み込み時間
- 途中で再生が途切れる
- 再生の乱れ
- 再生のノイズ
- 映像と音のズレ
なお、上記のような問題が発生いたしましても、無変換アップロード機能をご利用時にはビデオグでは非サポートとなり、弊社での調査や対処は差し控えさせていただきます。
理由としましては、ビデオグの変換エンジンでは上記のような問題を回避するための調整を数多く実施していますが、無変換アップロードではお客様がアップロードしたファイルをそのまま配信に使うため、ビデオグプラットフォームではこれらの調整ができないことによります。
市場におけるMP4ファイルを作成する機器、編集ソフトなどによっては、一口にMP4と言っても内部的には多くの違いがあります。特に動画配信を意識していない機器・編集ソフトでは、画質を優先するために極端な設定が含まれることがあり、それらが多種多様な機器での再生互換性を阻害する場合があります。
ビデオグでは弊社の長年のノウハウから、変換エンジンによって機器・編集ソフトによる違いを平準化し、数多くの機器で最も再生互換性を高めるように動画配信に最適化した調整をしております。例えばビデオグの変換エンジンでは、以下のような調整が実施されます。
◯ビデオグで行われる調整例
- MP4内の映像コーデックに関する再生互換性を高める調整
- H.264コーデックの解像度、FPS、ビットレート、プロファイル、レベル、参照フレーム数、参照構造の設定、機器によって乱れやノイズを発生する重み付け参照やMBのスキップ機能の抑制など
- MP4内の音声コーデックに関する再生互換性を高める調整
- MP4内の配信上問題となりうる情報の調整・削除など
- 再生互換性を低める字幕、チャプタ、編集情報やコメント、その他独自の形式のデータなど
なお、お客様にて上記の調整を実施する場合には、こちらをご参考ください。ただし上記のうち一部項目に関しては、専門的な設定であるため、一般の製品では設定できないことがあります。また、お手元の編集ソフトやエンコーダーでの設定方法に関しましては、ソフトや機器のメーカーにお問い合わせください。
また、ビデオグ変換エンジンをご利用時の画質・音質の低下に関しましては、こちらをご参照ください。