ビデオグとGoogle Analyticsを連携することで、Google Analyticsアカウントに、ビデオグプレイヤーの視聴データを表示させることができます。これにより、Google Analyticsの既存データ(視聴端末や地域、サイト遷移等)とビデオグの視聴データ(再生や再生完了等)を紐付けて、より詳細なアクセス解析が可能になります。
◯取得可能データ一覧
- play(再生)
- complete(再生完了)
- adPlay(広告再生)
- adClick(広告クリック)
- adSkipped(広告スキップ)
- adComplete(広告再生完了)
◯注意事項
- UAとGA4はデータの集計方法が根本的に異なるため、UAとGA4でデータを比較した際に同期間でもデータ数に剥離が発生します。参考
- Google Analyticsに表示されるビデオグの視聴データは、Google Analyticsと連携後に計測した視聴データになります。
- 本設定はGoogle Analytics 4の説明になります。
- Google Analyticsの設定で内部トラフィックを除外している場合がございますので、テストの際は除外設定を外すか、別のビューをご用意ください。
- Google Analyticsの具体的な利用方法につきましては、提供元会社であるGoogleにご確認ください。
連携手順は下記になります。
- Google Analyticsアカウントを作成する。
- Google Analyticsの測定IDを用意する。
- ビデオグでGoogle Analyticsの測定IDを設定する。
- 自社サイトに送信用のscriptを実装する (任意)
- Google Analyticsにビデオグプレイヤーの視聴データが反映されているか確認する。
- リアルタイムデータ
- 過去の視聴データ
- ビデオグでGoogle Analyticsに送るイベントのラベル内容を設定する。(任意)
1:Google Analyticsアカウントを作成する。
Google Analyticsアカウントの作成方法は、Google Analyticsの公式ヘルプ「アナリティクスのスタートガイド」からご確認ください。
2:Google Analyticsの測定IDを用意する。
トラッキングIDの確認方法は、Google Analyticsの公式ヘルプ「トラッキングIDを確認する」からご確認ください。
3:ビデオグでGoogle Analyticsの測定IDを設定する。
ビデオグの管理画面にログインして、「全機能」>「応用機能」内の「Google Analytics連携」からGoogle Analyticsの測定IDを設定してください。
4:自社サイトに送信用のscriptを実装する (任意)
プレイヤーをiframeで自社サイトに貼り付ける場合、GoogleChromeのクロスドメイン対策が必要となります。以下のscriptを自社サイトに実装してください。また以前UAの集計で本対策を実施いただいた場合でも、以下scriptで再実装をお願いいたします。
※ビデオグのホームページ機能をご利用いただく場合は本作業は不要です。
<!-- Googleアナリティクスタグの読み込み -->
<!-- Global Site Tag (gtag.js) - Google Analytics -->
<script async src="https://www.googletagmanager.com/gtag/js?id=G-xxxxxxxxxx"></script>
<script>
const send_ga4data = () =>{
const agent = window.navigator.userAgent.toLowerCase();
// Firefoxで発生する2重計測の対策。
if (agent.indexOf("firefox") != -1) {
return;
}
window.dataLayer = window.dataLayer || [];
function gtag(){dataLayer.push(arguments);}
// お客様のGoogleアナリティクスアカウントの読み込み
gtag('js', new Date());
gtag('config', 'G-xxxxxxxxxx');
// player event handler
window.addEventListener('message',(ev)=>{
const { data } = ev;
if(typeof(data) != "string" || data.indexOf("videog_player_event") < 0){
return; // not videog
}
const event_data = data.split('&').map((p) => p.split('=')).reduce((obj, e) => ({...obj, [e[0]]: e[1]}), {});
const { name } = event_data;
if (name === 'timeupdate' || name === 'ready') {
return;
}
gtag('event',name,{
'event_category': 'videog_player'
});
});
}
send_ga4data();
</script>
5:Google Analyticsにビデオグプレイヤーの視聴データが反映されているか確認する。
・リアルタイムデータ
Google Analyticsの「リアルタイム」レポートからリアルタイムの視聴データをご確認いただけます。
- Google Analyticsの「レポート」→「リアルタイム」をクリック。
- 「イベント数(イベント名)」から視聴データをご確認いただけます。
詳細はGoogle Analyticsの公式ヘルプ「リアルタイム レポート」からご確認ください。
・過去の視聴データ
Google Analyticsの「イベント」レポートから、Google Analyticsと連携後に取得した視聴データをご確認いただけます。なお最新のデータがレポートと指標に反映されるまでに最大24時間かかります。
- Google Analyticsの「レポート」→「エンゲージ」→「イベント」をクリック。
- 各視聴イベントの実行された回数をご確認いただけます。
- 各イベントをクリックし、「過去 30 分間のイベント」内にあるパラメータ名を、「event_label」にすると、パラメータ値に「アップロードファイル」もしくは「動画のタイトル」が表示されます。
詳細はGoogle Analyticsの公式ヘルプ「エンゲージメントレポート」からご確認ください。
6:ビデオグでGoogle Analyticsに送るイベントのラベル内容を設定する。(任意)
Google Analyticsに送る「イベント ラベル」の内容を下記からお選びいただけます。
- 自動設定(既定値)※1
- 動画のタイトル
- アップロードファイル名
※1「動画のタイトル」がなければ、「アップロードファイル名」が表示されます。
その他、Google Analyticsの利用方法につきましては、Google Analytics公式ヘルプ「アナリティクス ヘルプセンター」からご確認ください。