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Wirecastを使ったライブ配信のマルチビットレート配信について、マルチビットレート配信の概要、設定方法を順にご紹介いたします。また、本記事では通常のWirecastでのライブ配信と異なる点のみご紹介いたします。次の記事も併せてご参照ください。
◯ マルチビットレート配信の概要
ビデオグのマルチビットレート配信では、1つの配信を「1000kbps、500kbps、200kbps」の3つのビットレートで配信することが可能です。視聴者の回線速度に応じて最適なビットレートを自動判定し、配信します。
◯ 設定方法
- ビデオグ内「一覧表示」→「ライブ配信」→配信に使う動画の「詳細を開く」→「配信情報」を開く。
- 「マルチビットレート」にチェックを入れる。※反映されるまでに最大5分程度かかります。
- Wirecastの「配信設定」でRTMPサーバーを3つ作成する。
- ビデオグで取得した「配信ストリーム名」をWirecastの「ストリーム」に以下のように設定する。
※Wirecast:ライブ配信設定の「◯設定方法」→「6」を参照。
1:RTMPサーバー1 - HIGHの配信ストリーム名をコピーし貼り付ける。
2:RTMPサーバー2 - MIDIUMの配信ストリーム名をコピーし貼り付ける。
2:RTMPサーバー3 - LOWの配信ストリーム名をコピーし貼り付ける。
- ビデオグで取得した「配信ストリーム名」をWirecastの「ストリーム」に以下のように設定する。
- 「3」で作成した各RTMPサーバーにそれぞれ以下のようなエンコードを設定する。
※Wirecast:ライブ配信設定の「◯設定方法」→「7」を参照。
【カメラの画角が4:3】
・RTMPサーバー1:600p(1Mbps)
・RTMPサーバー2:360p(500Kbps)
・RTMPサーバー3:240p(200Kbps)
【カメラの画角が16:9】
・RTMPサーバー1:450p(1Mbps)
・RTMPサーバー2:270p(500Kbps)
・RTMPサーバー3:180p(200Kbps) - その他配信設定はWirecast:ライブ配信設定と同様になります。