Wirecastを利用した配信をするために必要な設定等をご紹介いたします。
なお、エンコーダーのアップロード等により、正確でない場合がございますので、予めご了承ください。
○概要
- Wirecastはライブ配信を行う際の専用エンコード&送信ツールです。
- 高画質・高機能であることが特徴です。
- Windows版とMac版があります。
- 利用にはWirecastのWebサイト上でユーザーアカウントの登録が必要です。
- 無料の試用版ではウォーターマーク(透かし)が入ります。
(試用版でもAACコーデックが利用可能でiPhone, Android向けのテストができます。) - WirecastはTelestream, Inc.の製品です。ビデオグとの直接の関係はなく、サードパーティ製品となります。
※エンコーダーの詳細なご利用方法につきましては、情報の正確性の観点から各エンコーダー提供元へお問合せください。
○事前準備
- 「Create a Telestream Account」でWirecastのユーザーアカウントを作成し、ユーザー向けページでソフトをダウンロード。
- ビデオグでライブ配信を作成する。(ライブ配信の作成方法はこちらをご覧ください。)
- ライブ配信用カメラをPCに接続する。
○設定方法
事前準備終了後の設定は次のとおりでございます。
【チャンネルの作成】
- Wirecastを起動。
- Wirecastでカメラを選択。
- ビデオグで配信情報を確認するため、次を開く。
ビデオグ内「一覧表示」→「ライブ配信一覧」→配信するライブ配信の「詳細を開く」→「配信情報」 - Wirecastに戻り、配信設定を行うため次を開く。
「配信タブ」→「配信の設定」 - 出力先を選択が開くので、配信先で「RTMPサーバー」を選択し、「OK」ボタンをクリック。
- 配信設定画面内エンコードの右端の「歯車アイコン」→「詳細表示」を開き、VideoEncodingで次の設定を行う。 ※本設定はご参考までに。
・エンコーダーに「x264」を設定。
・幅に「480」を設定。
・高さに「360」を設定。
・1秒当たりのフレーム数に「15」を設定。
・平均ビットレートに「350」を設定。
・プロファイルに「ベースライン」を設定。
・キーフレームに「30」を設定。
続いてAudio Encoding (AAC)で次の設定を行う。
・チャンネルに「Stereo」を設定。
・目標のビットレートに「96」を設定。
・サンプルレートに「44.100」を設定。
「名前を付けて保存」ボタンをクリック。
・「OK」ボタンをクリック。
・「保存」ボタンをクリック。 - 配信設定で次の設定を行う。
・名前に任意の名前を指定。(下図では「live_test」と入力。)
・アドレスに「3.」で開いた「配信情報」の「配信サーバー名」を指定。
(前後にスペースが入ると配信エラーが起きるため、「クリップボードにコピーする」ボタンをご利用ください。)
・ストリームに「配信ストリーム名」を指定。
(前後にスペースが入ると配信エラーが起きるため、「クリップボードにコピーする」ボタンをご利用ください。) - 配信設定の「OK」ボタンをクリック。
【配信開始】
- プレビュー画面左上の「電波マークアイコン」をクリック。
- 「電波マークアイコン」が緑色になることを確認。
- プレビューから「ライブ」に移行させる。
◯その他エンコーダー上の設定確認
■ビットレートとプロファイルの設定確認方法
設定の出力に関しては、ビデオグの仕様をご確認ください。
※その他詳細はこちらをご参照ください。
- 「配信」 >「配信の設定」をクリック
- RTMPで「OK」をクリック
- エンコード欄の画面右横にある「歯車マーク」>「詳細を表示」をクリック
- エンコーダープリセット(ビットレート)を選択し、プロファイルは「ベースライン」>「名前をつけて保存」
※ビットレートの弊社推奨はこちら - 任意の名前を設定し「OK」し「保存」をクリック