ライブ配信のトラブルには様々なパターンがございますので、各現象に応じてご説明いたします。
なお、ビデオグでは万が一配信サーバーに障害が発生した際は、迅速にお客様へお知らせの上、適宜対応させていただいております。
ここでは、配信者様もしくは視聴者様側で想定される原因ならびに解決策についてご案内いたします。
視聴中に映像が途切れ、視聴できなくなる
想定される原因
本現象につきましては、いくつかのケースがございますため、分けてご説明をさせていただきます。
- 全視聴者で視聴ができなくなった場合
配信者様側のエンコーダーまたは、エンコーダー回線に問題 - 特定の視聴者様のみ視聴できなくなった場合
視聴者様側と配信サーバー間のネットワークに問題 - 特定のインターネットプロバイダや特定の地域でのみ視聴できなくなった場合
インターネットプロバイダやインターネット途中回線の障害による問題
解決策
- エンコーダーメーカーへお問合せ、または配信者様側でご利用中のインターネット回線と別の回線利用をお試しください。
エンコーダーによってはログ機能のある場合がございますので内容をご確認ください。 - 視聴者様側でご利用中のインターネット回線と別の回線の利用をお試しください。
また、Wi-Fiをご利用中の場合は5G/4G/LTE回線を、5G/4G/LTE回線をご利用中の場合はWi-Fiをお試しください。 - インターネットプロバイダ、もしくは回線業者にお問合せをお願いいたします。
また昨今(2022年8月~10月)、インターネットプロバイダの接続が不安定である報告が多くあがっておりますためご注意ください。
上記の各解決策をお試しいただき、解決に繋がらない場合はビデオグサポートまでお問合せください。
視聴中に映像ノイズが発生する
想定される原因
- 仕様に沿った映像コーデック(H.264 Baseline Profile)になっていない
- 動画再生に利用しているブラウザのハードウェアアクセラレーションがONになっている
- エンコーダーからの出力時にノイズが含まれている
解決策
- 映像コーデックをH.264 Baseline Profileに設定してください。
- ハードウェアアクセラレーションをOFFに設定してください。
※各ブラウザの設定例は、外部の参考リンクとなります。 - エンコードそのものの不具合、またはエンコーダーとデコーダー(OS・ブラウザ・インターネット回線)の相性である可能性がございます。
一度、エンコーダーのメーカーにもお問合せいただくことを推奨いたします。
なお、ビデオグでは特殊仕様の専用サーバーを除き、コーデックデータの内部を変更(トランスコード)することはございません。そのため、基本的にはビデオグの配信経路上でノイズが混入する確率は非常に低くなっております。
上記の各解決策をお試しいただき、解決に繋がらない場合はビデオグサポートまでお問合せください。
お問合せの際には、ノイズの様子がわかるスクリーンショット等のご提供をお願いいたします。
配信中の映像画質が低い
想定される原因
- エンコード側で設定されているビットレートが低い
ビデオグ側で画質を変更することはございませんので、映像画質は基本的にお客さまのエンコード環境に起因します。 - キーフレームの設定がビデオグの推奨値になっていない
- 映像内容で素早いパン(カメラ移動・首振り等)を多用している
- フェードイン・フェードアウトなどのトランジションエフェクトを多用している
解決策
- エンコード側に設定されているビットレートを再設定してください。
なお、ビデオグが推奨している最大ビットレートは2Mbpsとなります。 - キーフレームの推奨値は、1秒または2秒となっております。なお、エンコーダーの種類によっては、「秒」ではなく「フレーム数」になっている場合がございますためご注意ください。
①フレーム数の場合、30FPS以下が推奨値となります。
②FPSに設定される際、小数点以下は切捨て整数値にて設定してください。 - パンをゆっくりにしてください。
- フェードは避けてください。
上記の各解決策をお試しいただき、解決に繋がらない場合はビデオグサポートまでお問合せください。